【保存版】ユーロヴィンテージとは?ユーロ古着の特徴を解説

最終更新日:2024/02/07

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ユーロヴィンテージとは?

【保存版】ユーロヴィンテージとは?ヨーロッパの国ごとに、ユーロ古着の特徴を解説

服におけるユーロヴィンテージとは、19世紀(1845年ごろ)以降にヨーロッパで作られた服のことです。

中でも、

・仕事の作業服として使われいた「ユーロワーク」

・軍で使われていた「ユーロミリタリー」

のことを指して使う場合が多いです。

近年人気の高まってきているユーロヴィンテージですが、ブームに火をつけたのは、フレンチミリタリーのM47のパンツだと言われています。

Wiper WP93 French Army M-47 Cargo Pants, Early Model, Cotton, inc

M47をディテールまでしっかりと再現したレプリカ。ぱっと見では本物と区別が難しいほどこだわりが詰まっています。

ユーロヴィンテージは流通している数が少なく、アメリカの古着に比べると希少なため比較的高価

ユーロヴィンテージは、服自体の情報も少ないため、買い付けが難しく、長年買い付けをしている古着屋さんでさえ現地で初めて見るアイテムに出会うことも

古いはずなのに新しい洋服との出会いも、ユーロヴィンテージの面白さの一つです。

ユーロワークとは

ユーロワークとは【保存版】ユーロヴィンテージとは?ヨーロッパの国ごとに、ユーロ古着の特徴を解説

ユーロワークはユーロヴィンテージの一部で、19世紀(1845年ごろ)以降にヨーロッパで作られた作業服の総称です。

ユーロワークは主にフランス、ドイツ、イタリアが有名です。

炭鉱坑夫、漁師、芸術家など様々な職種の作業服だったものが、現在ではヴィンテージのユーロワークとして新たな価値を持っています。

例えば、現代で一番有名なユーロワークといえばフランスのモールスキンジャケットですが、

こちらは当時、鉱山で炭鉱夫が着用していた服なのでちょっとやそっとでは破れないようにモールスキンという丈夫な素材を使用しています。

一方で電気技師たちが使用していたワークコートには、モールスキンほどの丈夫さが不要だったため、より軽くてシワになりにくいコットンツイルやヘリンボーンツイルといった織り目の素材が使われています。

という感じに、ワーク系はアイテムの背景を知ると、より一層面白くなります。

フランス系ですが、ワークの基礎知識をもっと知りたい方はこちらで詳しく解説しています↑

他にもフランスのアトリエコートドイツのフィッシャーマンシャツなど、有名なユーロワークのアイテムは多いので是非チェックしてみてください。

ユーロミリタリーとは

ユーロミリタリーとは【保存版】ユーロヴィンテージとは?ヨーロッパの国ごとに、ユーロ古着の特徴を解説

ユーロミリタリーはユーロヴィンテージの一部で、19世紀(1845年ごろ)以降にヨーロッパの軍で使われた服の総称です。

ユーロミリタリーは、フランス、ドイツ、イタリア、チェコ、スウェーデン、イギリスなどの国のアイテムが有名です。

ユーロミリタリーの代名詞とも言えるフランスのM47パンツ

Wiper WP93 French Army M-47 Cargo Pants, Early Model, Cotton, inc

M47をディテールまでしっかりと再現したレプリカ。ぱっと見では本物と区別が難しいほどこだわりが詰まっています。

こちらのパンツは、マルジェラがショーで裏返しで履かせたことで有名になり、ドイツのジャーマントレーナーも同じくマルジェラが使用したことで人気が出たと言われています。

またフランスやスウェーデン軍のモーターサイクルコートは、バイク部隊の服なので、背中に空気がたまらないような抜け穴がついているなど、

ミリタリーも背景を知ると面白さがマシマシに。

またしてもフランス系ですが、ユーロミリタリーの基礎知識はこちらで詳しく解説しています↑

当店でも人気のユーロミリタリーは、入荷してもすぐに在庫切れになってしまいます。

国ごとのユーロヴィンテージ

ユーロヴィンテージとは、ヨーロッパの複数の国のアイテムの総称なので、それぞれの国ごとでアイテムの特色が異なります

フランス 🇫🇷

ユーロヴィンテージといえば、フレンチワークやフレンチミリタリーといっても過言ではありません。

火付け役となったM47や、モールスキンジャケットなど存在感強いアイテムの多くがフランスのヴィンテージアイテムです。

シルエットが丸く可愛らしい印象のアイテムが多い一方、

高い縫製技術や裏地に至るまでディテールへのこだわりが感じられるのもフランスならではといったところでしょうか。

人気のアイテム

  • アトリエコート
  • バスクシャツ
  • M47
  • M64
  • モールスキンジャケット

ドイツ 🇩🇪

古着屋でも見つけやすいドイツのヴィンテージアイテム。

ユーロヴィンテージの中でも比較的安く、手の出しやすいアイテムが多いです。

ドイツのワークアイテムで有名なのはストライプのフィッシャーマンシャツや、ジャーマントレーナー。

一方でドイツのミリタリーは男らしく無骨でザ・ミリタリーというようなアイテムが多いです。

チェコ 🇨🇿

ユーロヴィンテージの中では非常に数が少なく、なかなか見つからないチェコのアイテム。

チェコいえばこれ!

というようなアイテムはないのですが、珍しい柄や色・生地が特徴です。

フランス軍同様に可愛い印象のアイテムが多く、当店オーナーがユーロヴィンテージのハマるきっかけになったのもチェコのミリタリーアイテムでした。

スウェーデン 🇸🇪

鮮やかな緑色が特徴的なスウェーデンのミリタリーアイテム。

スェーデンミリタリーのタグには3つの王冠がついています。

当店オーナーが一番好きなユーロミリタリーはスウェーデン軍のアイテムです。

余談・ヴィンテージの語源

ヴィンテージ(Vintage)とは、もともとブドウの収穫年を意味する言葉で、とりわけ上質なブドウが得られた「当たり年」のワインのことだったそう。

そこから派生して「古くて上質な品」を意味する言葉になったヴィンテージ。

当店ではそういった意味での ユーロ “ヴィンテージ” を多く取り揃えていますので、是非一度オンラインショップを覗いてみてくださいね〜!

それではまた次回!

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